「本番に緊張しすぎて、思うように演奏できなかった」
という人はよくいますよね。
今回はそんな人に向けて、
後悔がない演奏ができる心得について書きたいと思います。
①圧倒的な自信をもつ。
伝説のギタリスト、エリック・クランプトンの格言を紹介します。
ステージに上がったとき、自分が一番上手いと思え。
ステージを降りているとき、自分は一番下手だと思え。
エモいことを言いますね。
自信がないと、最高の演技ができません。
演奏のときは、自信を持ちましょう。
ありがちですが、MCで、以下のような言葉は言ってはいけません。
「練習不足だ。」
「難しい曲だから、温かく見守ってください。」
お客さんは、自分の時間を使ってあなたの全力の演奏を見に来ています。
予防線を張らずに、思い切って自信をもって演奏しましょう。
②練習で出来ないことは本番で出来ない。
要は、ちゃんと練習しとけっていうことです。
練習せずに本番に臨むと、必ずといっていいほど
「練習しとけばよかった…。」
という後悔が生まれます。必ずです。
「練習でできなくても、本番なんとかなるやろっ。」
っていうのは通用しません。
本番の方がアウェイな環境だからです。
・空気感
・アンプの音量
・手汗の具合
・手元の見えにくさ。
いろんな要素が、練習の時と比べて変化します。
練習の時に出来ないことが、本番に出来るようになることはありません。
③トラブルを想定しておく。
残念ながらトラブルはあります。
特にバンドでは機材トラブルが多いです。
ジャズセッションだと楽譜をロストするとか、コーラスを間違えるとかですね。
「トラブルが起こらなければいいなー。」
とかじゃダメです。
起こった時を想定しておいてください。
トラブルにどう対処するかを考えておきましょう。
以下に、例をあげておきます。
・ギターの弦が切れる。
⇒予備のギターを用意しておきましょう。
・エフェクター・アンプから音が鳴らない。
⇒ケーブルが原因のことが多いので、事前に確認しておきましょう。
・ピックを落としてしまう。
⇒予備のピックをマイクに挟んでおきましょう。
・セッション中に曲をロストする。
⇒周りの人が助けてくれます。堂々とほかの人の演奏を聴きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり精神面の部分が大きいと思います。
本番は、自信をもって、トラブルが起こっても冷静に対処できるようにしましょう。
そういったことも含めて、”演奏の上手さ”なんですよね。
失敗しても大丈夫です。次の日には忘れていますので(笑)
失敗は悪いことではありません。良い経験になります。
ぜひ頑張ってください。グッドラック。
では!