エフェクター・機材関連

おすすめのディレイエフェクター10種類を比較して紹介!【エレキギター】


ギターでおすすめのディレイエフェクターを紹介します。中にはとりあえず掛けっぱなしにしている人もいるかと思います。ギターソロの時だと必須エフェクターですよね。

特殊フレーズ作りやダブリング効果などいろいろ便利なエフェクターですので、参考にしてみてください。

では、いきましょう!


Line6 / DL4

Line 6 ( ライン6 )  / DL4


定番度:★★★★☆
音質のクリア: ★★★☆☆
多機能性: ★★★★☆
コスパ: ★★★☆☆



王道中の王道。Line6の「DL4」です。さまざまなギタリストのエフェクターボードに君臨し続けています。

3つのプリセットを保存・切り替えできるのでバッキング、ギターソロの設定をあらかじめセッティングしておくことができます。ライブでも安心ですよね。


ディレイ種類も豊富にあるのでかなり色々なことができます。音質に関しては”定番ペダル”ということもあって言わずもがなです。

これだけ多機能な割りには¥15,000~20,000なのも良い点です。筐体が大きいのでエフェクターボードを占領してしまうという点だけが難点です。




 

BOSS / DD-8 Degital Delay

BOSS ( ボス )  / DD-8 Digital Delay



定番度:★★★★☆
音質のクリア: ★★★★☆
多機能性: ★★★☆☆
コスパ: ★★★☆☆



定番メーカーBOSSのデジタルディレイです。DD-7の後継機種で昔から愛用されており、もはや名機といった感じですね。

BOSSは特に空間系エフェクターが優秀。クリアな音質で申し分ないです。多くのディレイモードが搭載されており、セッティング次第で色んなことができます。


フットスイッチは1つですが、外部Looper端子2つ、EX端子1つ搭載されており、外部機器と接続するとフィードバック、タイムを足元でリアルタイムに調節することができます。コンパクトエフェクターでその手の調節ができるのはなかなかありません。(外部ペダルが別途に必要ですが…)外部機器との接続が充実しており、使い方次第ではかなり色々なことができるペダルです。




 

TC ELECTRONIC / Flashback 2 Delay

TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック )  / Flashback 2 Delay ディレイ・ペダル

定番度:★★★☆☆
音質のクリア: ★★★★☆
多機能性: ★★★☆☆
コスパ: ★★★★☆



青い筐体が特徴的なディレイペダルです。TC ELECTRONICのディレイと言うと、透き通った近代的なクリアな音質というイメージです。使用感としても高音域がきれいに出てくれるので、符点8分フレーズ等のディレイ音を肝としたフレーズを演奏する方におすすめです。


ラック型デジタルディレイの名機「TC2290」のモデリングが搭載されているということで魅力に感じるギタリストも多いのではないかと思います。

他にも「TAPE、PING PONG、LOOP、MOD」といった様々なディレイが使用できます。高品質&多機能で価格も抑えられているのが良いですね。


TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Flashback 2 Delay ディレイ・ペダル


 

MXR / M169 Carbon Copy Analog Delay

MXR ( エムエックスアール )  / M169 Carbon Copy Analog Delay アナログディレイ

定番度:★★★★☆
音質のクリア: ★★☆☆☆
多機能性: ★★☆☆☆
コスパ: ★★★★☆



老舗メーカーMXRの「M169 Carbon Copy Analog Delay」です。黒い筐体がシックでカッコいいですね。アナログ回路ということでデジタルとは違った温かみのある音質です。アナログ回路のディレイ製品はなかなか少ないので、そういう意味では唯一無二の存在でもあります。


ディレイ音がいい感じに減衰してくれるのでギターフレーズの邪魔にならないです。音に広がりを出すために「かけっぱなし」で使用している方も多いペダルです。


MXR ( エムエックスアール ) / M169 Carbon Copy Analog Delay アナログディレイ


 

MAD PROFESSOR / Deep Blue Delay

MAD PROFESSOR ( マッドプロフェッサー )  / Deep Blue Delay

定番度:★★★☆☆
音質のクリア: ★★★★☆
多機能性: ★★★☆☆
コスパ: ★★★☆☆



他にも多くのエフェクターペダルを販売しているMAD PROFESSORですが、中でもこの「Deep Blue Delay」は人気のペダルです。


3つのノブで他に余計なものがついていないのいうのが良いところかもしれません。よくわからないけど、とりあえずかけておくみたいな人にいいかもしれませんね。シンプルかつ高品質なディレイペダルが欲しいという方におすすめです。




BOSS / DD-500

BOSS ( ボス )  / DD-500

定番度:★★☆☆☆
音質のクリア: ★★★★☆
多機能性: ★★★★☆
コスパ: ★★★☆☆


BOSSからもうひとつ。わりと新しく販売された多機能ディレイペダルで、かつての人気機器「DD-20」を踏襲したモデルです。BOSSのディレイペダルでは最高スペックを誇ります。


大型ディスプレイが搭載されているのが、高い操作性を実現している理由です。本当にセッティングが見やすい…。最大8種類のプリセットを保存・切り替えできるのも助かりますよね。音質は良くも悪くもBOSSの音。この辺は好みの問題だと思います。後に紹介する多機能ディレイと比較して価格が抑えられているのも良い点です。




STRYMON / Time Line

STRYMON ( ストライモン )  / Time Line

定番度:★★★☆☆
音質のクリア: ★★★★☆
多機能性: ★★★★★
コスパ: ★★☆☆☆



STRYMONのディレイペダルです。高品質なディレイということで、一時期、凄く話題になりました。今でもなおよく見かける機器です。


見てもらえばわかる通り、多種のディレイモードが搭載されています。また3つのスイッチが搭載されているのでライブでの切り替えやタップ機能もバッチリです。他の多機能ディレイ(DD-500、TimeFactor)と比較すると、音が太く、ディレイをかけても存在感のある感じと言われています。高品質なだけに少し値段が高いのが難点。


STRYMON ( ストライモン ) / Time Line


 

EVENTIDE / TimeFactor

EVENTIDE ( イーブンタイド )  / TimeFactor

定番度:★★★☆☆
音質のクリア: ★★★★★
多機能性: ★★★★★
コスパ: ★★☆☆☆



EVENTIDEの多機能ディレイです。多くのマルチエフェクタにもシミュレートされていますね。もはや名機に近い存在になりました。

このペダルは珍しい仕様になっており、2系統のディレイ(AとB)を独立に設定して組み合わせるようなディレイです。なので、基本的には常に2種類のディレイがかかっていることになります。(片方のディレイ音を0にしてしまえば1つにもできる)


スタジオミュージシャン等のエフェクターボードに収納されているイメージですかね。機能も豊富で完璧にプロ仕様です。ひとまずディレイシステムはこれさえあれば完結するのではないでしょうか。(逆につまみが多いので使いこなすのに慣れが必要かも…)

音質ですがBOSSの「DD-500」と比較すると、よりクリアな感じ。これに関しても値段が少し高価なのが難点ですね。




 

ZOOM / MS-70CDR

ZOOM ( ズーム )  / MS-70CDR マルチエフェクター

定番度:★★☆☆☆
音質のクリア: ★★★☆☆
多機能性: ★★★★☆
コスパ: ★★★★★



地味に人気の「MS-70CDR」。これは空間系に特化したマルチエフェクターで、かなり使い勝手が良いです。コンパクトでありながら、かなり色々なことが1台でできる優れものです。

この価格帯でこれだけの機能の製品を販売したZOOMにあっぱれです。

気空間系だけでなく、ノイズゲートやEQが搭載されているのもうれしいところ。個人的にはかなりオススメのペダルです。


ZOOM ( ズーム ) / MS-70CDR マルチエフェクター


 

Effects Bakery / French Bread Delay

Effects Bakery ( エフェクツベーカリー )  / French Bread Delay ギターエフェクター ディレイ

定番度:★★☆☆☆
音質のクリア:★★★☆☆
多機能性:★★☆☆☆
コスパ:★★★★★



安い、コンパクト、シンプル。を追求したディレイペダルです。この価格帯ということで音質が少し不安だと思いますが、悪い評判は聞きませんね。使用頻度も低いのであれば、これで十分かもしれませんね。

エフェクターボードのスペースも節約できるのも良い点です。この価格帯でもう1つ有名な「MOOR」のディレイペダルもあるのでそちらも紹介しておきます。


Effects Bakery ( エフェクツベーカリー ) / French Bread Delay



 

まとめ



いかがでしたでしょうか。


何かとあれば便利なディレイペダル。澄んだトーンが重宝される現代の音楽では、リバーブと並んで使用するのが当たり前という感じになっています。

機能性、品質によって価格帯もかなり異なってくるので、使用用途に合ったペダルを選んでくださいね。


参考になれば幸いです。



では!




ABOUT ME
だっとさん
ピアノ、ギター、作曲をする音楽家。ポップス、ロック、アニソン、ボカロなどの楽曲分析、音楽理論、DTM、ギター機材関連の情報を発信! Youtubeでも動画配信しているので見てね!