ギターリスト界隈での定番マルチエフェクターKemperからフロアタイプのマルチエフェクターが出ました。ついに来たか!という感じですね。(実際の販売は2019年9月29日~です。)
音質についてはRackやHeadタイプのものがかなり優秀で、その音質をそのまま踏襲しているので心配はないと思います。
今回は、Kemper Profiler Stageの機能や特徴について紹介します。
では、いきましょう!
『Kemper Profiler Stage』の基本機能について

Kemper Prolifer Stageの基本機能について解説します。
Kemper Profilar Stage メーカーサイト
音質については今までの製品を踏襲しているのでそれほど変化はないです。また、Kemper製品の最大の特徴であるプロファイリング機能(アンプの音をコピーできる)は Kemper Prolifer Stageでも使用可能です。
今までの製品と比較して特に重要な特徴は以下の5つです。
・コンパクトになったので持ち運びが便利。
・センドリターン端子が増えた。(1系統から2系統へ)
・パワーアンプ搭載されていない 。
・価格が安くなった。
本体とフットスイッチが一体となってコンパクトになって持ち運びが楽になりましたね。これはフロアタイプになった最大の利点です。やっぱりライブなどでの持ち運びって大変ですからね。(電車だと特に…)また、センドリターン端子が増えているので他のコンパクトエフェクターとの組み合わせも自在になりました。
しかし、特に注意したいのが、パワーアンプが搭載されていないという点です。なので、キャビネットに繋いで音を出すというケースにはあまり向いていません。つまり、ライブではそのままミキサーやPAさんに音を送るという使い方をしたい人向けだということです。
( パワーアンプ:アンプの音をスピーカーやキャビネットに鳴らせるレベルまで増幅させる役割。)
価格の面ですが、Kemper Profiler Stageの価格は20~22万円程度になるかと思います。フットスイッチが付属しているのでライブでの使用を想定しているのであればこれ一台で完結します。
一方、今までのKemper Rack、Head(パワーアンプ非搭載)をライブで使用するとなると、本体の20~22万円に加えてフットスイッチ(Kemper Remote)7万円を購入しないといけません。そうなるとザっと30万円程度です。そう考えると、 Kemper Profiler Stageの方が若干お得かもしれませんね。
製品の詳細や価格についてはこちらを参考にしてください。
参考動画
機能やサウンドについてはこれらの動画が参考になるので載せておきます。1つ目の動画では、ギタリストの馬場一人さんがPOD Helixとの違いについて語っているのも興味深いです。2つ目の動画は淡々とサウンドデモが紹介されている動画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ついにKemper製品にフロアタイプが登場しました。ライブでの使用を考えているのであればありだと思います。ただ、やはり重要なのはPOD HelixやAxe FXと比較してどうなのかということですよね。この辺についてはWEBで検索すればたくさんの情報が出てくると思います。これに関して面白い動画がありましたので下記に紹介しておきます。
実際の製品の販売は2019年9月29日からです。各店舗で予約も受け付けているようです。果たして流行るのか、流行らないのか…。その辺も含めて楽しみですね。
参考になれば幸いです。
では!
Kemper、Axe FX、Helixの比較動画