ハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウスケールについて解説したいと思います。
このスケールそもそも名前が長いので嫌になりますよね。
ただ、理解すればそれほど難しくありません。
結局は、ハーモニックマイナースケールを覚えておけば問題ないです。
では、いきましょう!
ハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウスケールの構成。
ハーモニックマイナーP5th↓スケールとも表記されます。
マイナースケールと言っておきながら♭3rdではないのが面白いスケールです。

簡単に言うとハーモニックマイナースケールの5thの音から始めたスケールです。
(スケール名の由来:ハーモニックマイナー+完全5度下のスケール)
例)EハーモニックマイナーP5th↓:E・F・G#・A・B・C・D
Aハーモニックマイナー:A・B・C・D・E・F・G#
この関係さえ覚えておけば、弾くのに苦労することはありません。
ハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウスケールの使い方。
ハーモニックマイナーP5th↓スケールの基本的な使い方は1つだけです。
①Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰmで使用する。
ツー・ファイブ・ワン進行のⅤ7の時に使用します。
といっても実際にはⅠm(解決先コード)のハーモニックマイナースケールを弾けばいいのです。
例)Bm7→E7→Am(ツー・ファイブ・進行)
E7コード:EハーモニックマイナーP5th↓スケールを使用。
E7コード:Amハーモニックマイナースケールを使用。
E7コードの時、これらは同じ音を弾いていることを意味しています。
なので、弾くときには解決先コードのハーモニックマイナースケールを弾けばいいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あまり聞きなれないスケールかもしれませんが大したことないです。
名前でビビらせているみたいなところがあります。
ポイントは3つです。
①ハーモニックマイナースケールの5thから始めたスケール。
②マイナーのツー・ファイブ・ワン進行で使用される。
③解決先のハーモニックマイナースケールを弾くことと同義である。
参考になれば幸いです。
では!