クリップチューナーについて紹介したいと思います。クリップチューナーのメリットといえば、やはり手軽にできることだと思います。
今回は、クリップチューナーの特徴を説明した後に、おすすめの製品について紹介したいと思います。
では、いきましょう!
クリップ式チューナーの特徴
メリット
手軽にチューニングを行える。
当たり前ですが、ギターのジャックに挿すことなく、チューニングが行えます。自宅だとシールドを用意するのも面倒ですよね。チューニングは毎回行う作業なので、手軽にできるのは非常にメリットです。
ボードに無駄なエフェクターを組み込む必要がない。
エフェクターボードにチューナーを組み込む必要性がないです。配線による音の劣化はどうしてもありますからね。「エフェクターボードはシンプルにしたい」という方には、大きなメリットではないでしょうか。
デメリット
チューニングが安定しないことがある。
最近のクリップチューナーはどれも高感度ですが、やはりライブなどの爆音環境だとチューニングが安定しないことはあります。そういう状況でのチューニングが多い方は、感度が良好という観点で選ぶのがいいかもしれませんね。
おすすめクリップ式チューナー5つの比較
AW-4G クリップ式チューナー / KORG
チューニングの定番メーカーとなっているKORGの製品です。サウンドハウスでも人気の製品です。視認性も良く、±0.1セントの超高精度ファインチューニングを実現しています。 クリップの関節がくねくね動くので使い勝手も良いですね。数千円というコスパの良さも特徴の製品です。
視認性: ★★★☆
操作性、機能性:★★☆☆
コスパ:★★★☆
UniTune Clip クリップチューナー / TC ELECTRONIC
TC ELECTRONICのチューナーです。デザインがスタイリッシュでカッコいいですね。このチューナーは6本の弦を同時にチューニングができる「ポリフォニックチューニング機能」を搭載しています。この機能はTC ELECTRONICの専売特許です。もちろん、1弦ずつのチューニングも行うことができ、1弦のみ弾けば自動的に切り替わります。
±0.5セントのクロマチックチューニング、±0.02セントのストロボチューニングを実現しており、かなり高精度になっています。
また、ディスプレイには自動回転機能も搭載されているので、表示の向きが自動で調整されます。これもありがたい機能ですね。
視認性: ★★★☆
操作性、機能性: ★★★☆
コスパ:★★☆☆
TU-10 クリップ式チューナー / BOSS
コンパクトエフェクターでお馴染みののBOSSの製品です。ディスプレイ画面が明るく、ライブなどの暗い環境でもはっきり見えます。視認性が非常に良いのが特徴です。
デザインが見た目通りしっかりしており、多少雑に扱っても壊れません。ただ、ヘッドに装着したときの角度調整があまりできないのでそこだけが注意点です。
チューニングが成功すると、メーターが真ん中に集まって知らせてくれる「ピッチサイン機能」が備わっており、これが地味に便利です。
視認性: ★★★★
操作性、機能性: ★★☆☆
コスパ:★★★☆
YTC5 クリップチューナー / YAMAHA
シンプルながらもかなり高感度チューナーです。デジマートのクリップチューナー比較検証企画で、どんな爆音環境であろうとも、安定したチューニングを行うことができた製品です。デザインもコンパクトでかわいらしいデザインですね。価格も1000円程度と安く、コスパが良い製品です。
検証動画:【デジマート地下実験室】スカートが揺れるほどの爆音の中でクリップ・チューナーは機能するのか? https://www.youtube.com/watch?time_continue=621&v=ZrBqljcr_Gc
視認性: ★★☆☆
操作性、機能性: ★★☆☆
コスパ:★★★☆
MS Micro Headstock Tuner PW-CT-12 / PLANET WAVES
PLANET WAVESというのはギター弦有名メーカーD’Addarioの子会社です。かなりコンパクトでギターヘッドにつけっぱなしでも全く気にならないという製品コンセプトです。ディスプレイ画面が小さいのですが、音の表示が大きいので、見た目以上に視認性も良いです。
視認性: ★★★☆
操作性: ★★☆☆
コスパ: ★★★☆
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どれも機能的には、十分なチューナーだと思います。よくわからなければデザインで選んでしまってもいいかもしれません。クリップ式チューナーは、手軽にチューニングできて非常に便利なので、1つは持っておいて損はないと思います。
参考になれば幸いです。
では!