前回は、クリップチューナーについて紹介しました。今回はペダルチューナーについてです。各メーカーからいろいろな製品が販売されています。大きさ、デザインなど自分の気に入ったものを見つけてみてください。
たくさんあって迷ってしまうのであれば、ここで紹介する定番チューナーを選んでおけば間違いないです。
では、いきましょう!
ペダルチューナーの特徴
メリット
チューニング感度、視認性が良い。
ペダルチューナーはライブでの使用を想定して設計されています。ライブ会場は暗く、他の楽器が鳴っている爆音環境であることが多いので、それに耐えうるぐらい視認性とチューニング感度があります。チューニングも安定しやすくチューニング機能としては申し分ありません。
デメリット
エフェクターボードに組み込まないといけない。
ペダルチューナーは、クリップ式チューナーと異なり、エフェクターボードに組み込まないといけません。いわば、音作りにあまり関係ないものを組み込むためのスペースが必要です。その分エフェクターボードが大きくなり、足元をコンパクトにまとめたいという方には、デメリットかもしれません。
おすすめの定番ペダルチューナー3つの比較
Pitchblack Advance PB-AD / KORG
KORGの「Pitchblackシリーズ」です。ペダルチューナーの定番としてかなり人気があります。ディスプレイが見やすく、±0.1セントの高精度チューニングを実現しています。他のエフェクターと繋いだ時のノイズを防ぐ電源供給システム(チューナー回路と電源供給回路が独立している。)を採用しているのも良いところ。
比較的安価でコスパも良く、ペダルチューナーとして求められるすべての機能を備えていると思います。迷ったらひとまずこれにしておけば間違いないと思います。
視認性: ★★★☆
操作性、機能性:★★☆☆
コスパ:★★★★
Polytune 3 ポリフォニック / TC ELECTRONIC
TC ELECTRONICの「Polytuneシリーズ」です。筐体がスタイリッシュでかっこいいですね。チューニングのスピーディーさが売りの製品です。±0.0.2セントの高精度チューニングを実現しています。
全部の弦を同時チューニングできるポリフォニックチューニング機能を採用しています。もちろん普通のチューニングもできます。これらは1本の弦を鳴らすと自動的に切り替わってくれます。フットスイッチを長押しすることでドロップDチューニングに切り替わる機能もあるので、メタルやハードロックをやっている方にもありがたいですね。
視認性: ★★☆☆
操作性、機能性:★★★★
コスパ:★★★☆
TU-3 クロマチックチューナー / BOSS
コンパクトエフェクターの定番メーカーBOSSの「TU-3シリーズ」です。明るい野外でも見やすい高輝度モードを搭載しています。また地味にありがたい機能なのが、チューニングが合致したときにチューニング完了を知らせてくれる(アキュピッチサイン)機能です。チューニングが合ってるかどうか不安でついつい何度もやってしまうので、これはかなり便利です….。
また、専用ケーブルを使用することで最大8台まで電源供給を可能にしてくれます。他にBOSS製エフェクターを使用する場合、電源供給に困ることはありません。
TU-3の後継機種の技クラフトのTU-3Wも販売されています。 これは、バイパス時のギター音質を改善したほか、トゥルーバイパスに切り替えることができるようになった製品です。
視認性: ★★★★
操作性、機能性:★★☆☆
コスパ:★★★☆
まとめ
いかがでしたでしょうか。
チューナーは、ギターの音色にあまり影響のないエフェクターなので、機能性や視認性などの使い勝手を重視すればいいと思います。よくわからなければ、見た目で決めてしまってもいいかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
では!