ロック、メタルでは欠かせない音色であるディストーション。複数のオーバードライブペダルを重ねるのとは異なり、荒々しくキレのある音色がします。
動画も紹介しているので参考にしてください。では、いきましょう!
おすすめ①:Suhr(サー)/ Riot
定番度:★★★★★
歪み具合:★★★★☆
粒の細かさ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
ハイエンドギターメーカー Suhr(サー)のディストーションペダルです。販売された当時から人気で現在でも定番ディストーションペダルの筆頭です。
音色としてはハイミッドが効いたザクザクしたモダンな歪みです。JC-120に繋いでもかなりの歪み量が稼げるのでこれ単体でも十分に使えます。ハイエンドメーカーということもあり、ゲインをあげてもローノイズです。アルミ筐体なので見た目がカッコいいのも良い点ですよね。
おすすめ②:BOSS / ST-2
定番度:★★★★★
歪み具合:★★★☆☆
粒の細かさ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
コンパクトエフェクターの定番メーカーBOSSの「ST-2」です。ディストーションペダルですが、SOUNDつまみ(CLUNCH、DRIVE、ULTRA)が搭載されているので、いろいろな場面で使用できます。
音色としてはスタックアンプのようなハリのある音色です(弾くと少し硬い感じですかね..)。非常に音ヌケが良くシャキッとした印象。これもローノイズで、ノイズゲートがなくても大丈夫です。値段も抑えられていてるのでコスパの良いペダルだと思います。
おすすめ③:Vivie / ModernRaven
定番度:★★☆☆☆
歪み具合:★★★★☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆
近年話題のハンドメイドメーカーVivieのディストーションペダル「ModernRaven」。3バンドイコライザーなのでコンパクトながらも細かな音作りが可能です。
音色としてはハイミッドが強く、高音域に特徴のある音です。このおかげで歪ませても音の分離が良く、バンドアンサンブルでも音ヌケが良いのがいいですね。ポップス、アニソンなど様々なジャンルで使用することができます。見た目もカッコいいので、デザインを気に入った方にはおすすめ!
おすすめ④:EMMA / ReezaFRATzitz 2
定番度:★★★★★
歪み具合:★★★☆☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★★★★
赤い筐体が特徴のEMMAの「ReezaFRATzitz (リーザ・フラットジッツ) 2」です。真空管アンプのナチュラルなサウンドを再現したペダルですね。このペダル、見た目によらずかなり軽いです。余計なものを入れずに、シンプルな回路だからこそこ重さなのだと思います。
音色としてはマーシャル系の歪みで、原音のかみつきが良い感じです。ブリッジミュートした時の腹にズンズン来る感じがいいですね。中央にあるBIASノブを回すと中〜高音域が出て、ハイゲインながらも抜けの良いキャラクターにすることができます。JC-120に繋いでも十分な歪み量が稼げる心強いディストーションペダルです。
おすすめ⑤:Bogner / Ecstacy Red
定番度:★★★☆☆
歪み具合:★★☆☆☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆
アンプメーカーのBognerから販売されている2ch仕様の歪みペダルです。3バンドイコライザー+各種ミニスイッチが搭載されているので、アンプ代わりとして幅広い音作りが可能です。
肝心の音色に関してはBognerアンプの方向性は似ていると思います。ただ、評判にもあるようにめちゃくちゃ歪むようなペダルではありませんので、注意してください。
おすすめ⑥:JHS Pedals / Angry Charlie V3
定番度:★★★☆☆
歪み具合:★★★☆☆
粒の細かさ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
JHS Pedalsはアメリカのハンドメイドエフェクターブランドです(完全手作業なので品薄になりがち)。その中でも長年に渡って主力製品なのがディストーションペダルの「Angry Charlie V3」です。過去に3回リニューアルされてツマミが増えているのでV3となっています。
音色としてはマーシャルのJCM800をイメージして制作されたということなので、マーシャル系の歪みが好きな方には断然おすすめです。コンパクトながらも十分なポテンシャルを秘めているペダルです。
おすすめ⑦:BLACKSTAR / HT-METAL
定番度:★★★☆☆
歪み具合:★★★★☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆
イギリスのアンプメーカー「BLACKSTAR」の歪みペダルです。2ch仕様で片方はクリーン、もう一方は歪みモードです。この2ch独立しているのがなかなか便利。
かなり歪むエフェクターで、名前の通りメタル向きのペダルです。歪みすぎで音が潰れるようなことはなく、生音の芯はしっかりと残ってくれる印象です。1つ注意ですが、電源が22V専用アダプターでないといけない点に気を付けてください。
おすすめ⑧:Leqtique / 9/9(ナイン・ナイン)
定番度:★★☆☆☆
歪み具合:★★★★★
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆
知る人ぞ知るLeqtiqueの9/9(ナイン・ナイン)。Leqtiqueの完全オリジナル回路を採用しています。「DMOSFET」と呼ばれる回路を搭載し、真空管アンプのようなサウンドが得られます。
かなりハイゲインペダルですが、モサモサせずクリアでタイトな音色です。どちらかというとマーシャル系の歪みですかね。低音域〜高音域までバランス良くでてくれるのでレンジの広い歪みです。ピッキングやボリュームコントロールに対しても高い追従性を誇ります。
おすすめ⑨:MESA BOOGIE / FLUX-FIVE
定番度:★★★☆☆
歪み具合:★★★☆☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆
上質な真空管アンプで有名な「メサブギー」のディストーションペダルです。5バンドのグラフィックイコライザーが搭載されており、さらにはHI/LOフットスイッチによって音色を変更することができます。
LO モードはゲインを抑えたナチュラル・ドライブ、HI モードはよりゲイン設定の高いディストーションです。
音色としては、メサブギーMarkⅡをモデルとしており、あのきめ細やかな歪みがコンパクトエフェクターで得ることができます。Mesa Boogie サウンドが好きな方にはおすすめのペダルです。
おすすめ⑩:FRIEDMAN / BE-OD
定番度:★★★☆☆
歪み具合:★★★☆☆
粒の細かさ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
FRIEDMANの「BE-OD」です。これもツマミがたくさんあって幅広い音作りができるのでアンプ代わりとして使用できると思います。
音色としてはマーシャル系の歪みです。このペダル、かなりの音圧がでます!歪み具合の可変幅も広くこれ単体でも十分使えるので、アンプの代わりにコンパクトエフェクターで音作りしたいという方にはおすすめのペダルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パワーコード演奏やギターソロで必要不可欠なディストーション。単体でも十分なくらいの歪み量が稼げます。また、ブリッジミュートした時のズンズンしたニュアンスもディストーションペダルの特徴ですよね。オーバードライブとはまた違った音色のディストーションペダル、試してみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。
では!