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【楽曲分析】群青 / YOASOBI のコード進行を分析して解説!

ポップス
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YOASOBIの「群青」です。5作目のデジタル配信シングルです。唐突にぶちこまれる楽曲の合唱部分が印象的ですね。特徴のピアノ音色も健在です。


では、いきましょう!

キー:B♭メジャー
♭(フラット):2つ


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主に使用される『コード進行』

Ⅳ-(Ⅲ7-#Ⅴdim)-Ⅵm-(Ⅴm-Ⅰ)

この曲では下記の特徴的なコード進行が頻繁に使用されています。それがこちらのイントロ部分ですね。

サビでも使用されています。この部分ですね。

コード進行としては以下のようになります。

|E♭ |D7 F♯dim |Gm |Fm  B♭ |
|Ⅳ  |Ⅲ7 ♯Ⅴdim |Ⅵm |Ⅴm Ⅰ  |

これの進行は『Just The Two Of Us進行』がもとになっています。この進行は丸の内サディスティックなどで使用されているおしゃれ進行と呼ばれるもの。Ⅳ-Ⅲ7-Ⅵm-(Ⅴm-Ⅰ)です。

東京事変 – 幕ノ内サディスティック



この楽曲ではD7と同じ役割のコードであるF♯dimが挿入されていますが、これも定番の使い方。次のGmに向かって半音下からアプローチするパターンです。構成音が似ているのでベース音が省かれただけの転回系としてみなしてもOKです。
 



この進行もはやYOASOBIの楽曲では定番になっています。「夜に駆ける」「ハルジオン」でも積極的に使用されているコード進行ですね。肝となるのが同主調マイナーのドミナントコード(Ⅲ7)です。楽曲キーがマイナー世界へと導びかれることで、“調性の揺らぎ”ができ、独特のエモさを生み出すのです。詳しくはこちらの記事が参考になると思います。おしゃれコード進行の定番!『Just The Two Of Us 進行』について解説する。


Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅲ7

これはBメロの合唱部分のコード進行。基本的なコード進行です。サブドミナント、ドミナント、トニックの基本コード進行であるⅣ、Ⅴ、Ⅰを使用したコード進行ですね。肝となるのはサビ前のⅢ7コード。ここでも大活躍しています。



合唱部分の『ハモり』

静かなイントロから急にぶちこまれる合唱部分が印象的ですね。コーラスがなんとも豪快で美しい。このハモり手法についてみていきましょう。
 



メロディに対して「オクターブ」「3度」のハモりです。オクターブはメロディを強調する役割ですね。では、なぜ「3度」なのでしょうか。コードに対して「3度」が響きの性質(メジャーかマイナーか)を決定するのは知っているかと思います。

そのため決して濁らない性質を持っているのですね。2度や4度のハモリも考えられますが、これらはメロディに対してアボイド(回避音)になる可能性が高いため非常に扱いにくいのです。したがって「3度」のハモリはセオリーとして覚えておくといいかと思います。


ラストサビの『転調』

サビのラストでしっかりと転調が使用されています。これはもう言わずもがな。楽曲の盛り上がりを最高潮に持っていく効果です。「キー:B♭メジャーからキー:Bメジャー」の転調ですね。


「Ah〜」という歌い出しがきっかけとなっています。『半音上の転調』ですね。ポップスでは定番の転調手法。セカンダリードミナントで楽曲の調性バランスを崩して一気に転調します。

転調というと一般的にスムーズに導入することが好まれるのですが、半音上の転調に限っては勢いが大事で妙な小細工は必要ありません。むしろ、この大胆さが楽曲のインパクトを生むのです。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

Just The two Of Us進行とラストサビでの転調。YOASOBIらしさが出ていましたね。特徴的なピアノ音色も健在です。合唱部分は斬新で、天気の子の挿入歌『グランドエスケープ/feat.三浦透子』を彷彿とさせると感じたのは、私だけでしょうか…。作曲者のAyaseさんはRADWIMPSが好きだとおっしゃっていたので、参考にしたのかもしれませんね。


参考になれば幸いです。


では!


音源、ストリーミング



〇Amazon Music Unlimitedで聴き放題のようです。
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動画

群青

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