今回は、ドラムセットの名称と役割について解説したいと思います。
ピアノやギターを演奏している人って案外ドラムの知識を持っていないことが多いんですよね。
ただ、音楽をやるうえでリズムセクションの知識を持っておくことは重要になってきます。
アンサンブルの中で他の楽器の音を聴くということは、自分の演奏を際立たせるためにも非常に大事ですよね。
また、ドラム譜の見方、DTMの打ち込みに関しても解説していますので参考にしてください。
それではいきましょう!
ドラムセットの名称と役割
まず基本的なドラムセットの名称と役割から覚えましょう。
アーティストによって数を増やしたり、減らしたりしていますが基本的な構成は以下のようになります。
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ハイハットシンバル
省略して”ハイハット”と呼ばれます。
『細かなリズムを刻む役割』をしています。
付属しているペダルによってクローズハイハットとオープンハイハットを切り替えることができます。
8拍子だと「ツ・ツ・ツ・ッチー、ツ・ツ・ツ・ッチー…」的な感じですね。
クローズハイハット:「ツ」
オープンハイハット:「ッチー」
スネアドラム
省略して”スネア”と呼ばれます。
『リズムに強弱をつける役割』をしています。
ドラムセットでも一番音が際立つ部分で、ドラムサウンドの中核です。
音色は「パーンっ!」的な感じですね。
これはドラマーでもこだわりを持っている部分であり、自分専用のものを購入している人がほとんどです。
バスドラム
省略して”バスドラ”と呼ばれます。
『リズムの全体的なノリをつける役割』をしています。
付属しているキックペダルを踏むことによって音を鳴らします。
音色は「ドンッ。」って感じですね。
8拍子だと1拍目と2拍目に持ってくることが多いです。
「ドン・ドン・パーンっ!、ドン・ドン・パーンっ!…」的な感じです。
バスドラム:「ドン」
スネアドラム:「パーンっ!」
クラッシュシンバル
省略して”シンバル”とか”クラッシュ”とか呼ばれます。
『リズムに強弱をつける役割』をしています。
音色はクラッシュしたような「シャーン!」っていうような感じです。
ハイタム・ロータム・フロアタム
基本のドラムフレーズに+αの役割をする部位です。
省略して”タム”と呼ばれます。
音程が高い順から、ハイタム>ロータム>フロアタムとなります。
タム回しという技がありますが、あれはサビ前や小節の変わり目に使用されることが多いです。
ライドシンバル
これも基本のドラムフレーズに+αの役割をする部位です。
ハイハットの替わりとして使用することが多いです。
サビなどでリズムの音色を際立たせたい時に使用しますね。
音色は「カン、カン、カン、カン…」というような感じです。
ドラム譜の見方
ドラム譜の見方も説明しておきます。
これもスコアによって様々なのですが、基本的には以下のようになります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_lossy,ret_img,w_1024,h_195/https://datt-music.com/wp-content/uploads/2019/08/image-115-1024x195.png)
DTMのドラム打ち込み
ここではドラムを普段演奏しない方向けに書いている記事なので、
MIDIキーボードを使用したDTMの打ち込みについても触れておきます。
ハイハットシンバルには、クローズハイハットとオープンハイハットでずいぶん音色が異なるので注意してください。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_lossy,ret_img,w_656,h_368/https://datt-music.com/wp-content/uploads/2019/08/image-117.png)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したぐらいの知識があれば、ドラムを聴いたり打ち込んだりすることが可能だと思います。実際の音色は動画などを参考にしてみてくださいね。
参考になれば幸いです。
では!