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代理コードとは?【音楽理論の解説 #7】

音楽理論
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第7回目は、代理コードです。


この概念を知っていると、使用できるコードの幅がグッと広がります。また、楽曲アレンジの引き出しも広がるのでかなり実践的な内容だと思います。


では、いきましょう!


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代理コードとは?

代理コードとは、名前の通り「代わりの役割をするコード」のことを言います。

つまり、代理コードは「響きやコード機能が共通している」性質を持つコード同士のことですね。

 


2つのコードが代理コードの関係であれば、基本的にはどちらを使用しても構いません。

少し違った雰囲気にしたいなら積極的に代理コードを使用するという手法もありです。楽曲の流れにあった気に入ったコードを使用しましょう。

代理コードのルール

代理コードの考え方をみていきましょう。仕組みがわかると代理コードを見つけたり、曲中でも自分で使用することができます。大きく2つのルールがあります。

 

「コードの構成音」が共通

代理コードは「コード構成音が似ているかどうか」です。コード構成音を比較して、共通しているかどうかを考えます。


例えば、メジャーダイアトニックの「C」の代理コードは、「Em、Am」になります。これはコード構成音が2つずつ共通しているからですね。

例1)Cの代理コード=Em


Cのコード構成音は「ド・ミ・ソ」、 Emのコード構成音は「ミ・ソ・シ」なので、「ミ・ソ」の2音が共通していますよね。このことから、必然的にコードの響きが似るようになるんですね。なので、これらは代理コードの関係にあります。




例2)Cの代理コード=Am


Cのコード構成音は「ド・ミ・ソ」、 Amのコード構成音は「ラ・ド・ミ」なので、「ド・ミ」の2音が共通しています。なので、代理コードの関係にあります。

 

これが代理コードの基本の考え方です。要は、コード構成音が似ているかどうかが重要なんですね。

ザックリとした基準ですが、共通するコード構成音が「半分以上」だと代理コードと言えます。3和音の場合は「2つ以上」、4和音の場合も半分以上なので「2つ以上」です。

 

「コードの機能」が共通

トニック(T)、サブドミナント(SD)、ドミナント(D)といったコードの機能が同じのものは代理コードになります。

例えば、C、Em、Amはトニックの機能を持っているので、これらは代理コードの関係を持つということになります。

 

代理コードの一覧

以上の2つの基準からダイアトニックコードの代理コードをまとめると、以下のようになります。4和音でも同じなのでついでに覚えておくといいでしょう。

 

代理コードを用いたコード進行の例

では、代理コードを用いてコード進行を作ってみましょう。前回も紹介した代表的なコード進行(ケーデンス)の3つについてみていきましょう。単純な進行ながらも代理コードを使用するとかなり多くのパターンが作れることがわかります。

例)C→G→C(T→D→T)の代理コード

① Am→G→C
 トニックであるCをAmに変換したコード進行。下降していくようなコード進行になります。


②C→Bm(♭5)→C
ドミナントであるCをBm(♭5)に変換したコード進行。下から解決するので雰囲気が異なりますね。


例)C→F→G→C(T→SD→D→T)の代理コード

①C→Dm→G→C
サブドミナントであるFをDmに変換したコード進行。ツーファイブワン進行と呼ばれ、よく使用されます。


②Em→F→G→C
トニックのCをEmに変換したコード進行。だんだん上行していくような進行になります。

例)C→F→C(T→SD→T)の代理コード

①C→Dm→C
サブドミナントのFをDmに変換したコード進行。FをDmに変換するというのは良く使用される手法ですね。


②Am→F→C
トニックであるCコードをAmに変換したコード進行。こんなのもありです。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

代理コードはコード構成音が共通しているということだけ抑えておけば難しくありません。今回紹介した他にもいろんな代理コードがあるので、見つけてみてください。


今回のポイントは3つ。

①代理コードとは「代わりの役割をするコード」のことである。
②代理コードは「コード構成音」が共通している。
③代理コードは「コード機能」が共通している。



参考になれば幸いです。



では!



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