今回は、ベース音源について紹介します。
ベースはドラムと共に、楽曲のグルーヴ感に大きく影響する楽器です。
ベース音源についてはかなり作り込まれた製品が販売されているので、十分にリアルなサウンドが期待できる思います。
では、いきましょう!
Spectrasonics 『Trilian』
SpectraSonicsのTrilianです。
Spectrasonics Trilianメーカーサイト
これは有名ですね。定番中の定番DTMベース音源です。
大容量サンプル音源として、かなりリアルなサウンドを再現することができます。
音源の種類も豊富で、ロックやポップスで使用される『エレキベース』からジャズで多用される『ウッドベース』まで様々な音源が収録されています。
また、少し風変わりなシンセサイザー的サウンドも収録しているので使用範囲は広いと思います。
(個人的には、ジャズの必須のウッドベースが使用できるのがありがたいです…。)
とりあえずこれを買っておけば間違いないというぐらいです。
ただ、容量は34GBと大きめなので、パソコンのスペックに注意してください。
製品の詳細、価格等はこちらを参考にしてください。
Spectrasonics Trilian
IK Multimedia 『MODO BASS』
IK MultimediaのMODO BASSです。
IK Multimedia MODO BASS メーカーサイト
こちらは『Trilian』とは異なり、フィジカル・モデリングというものです。
『Trilian』はサンプル・モデルなので、1つの音に対してサンプリングされた同じ音が鳴り続けます。
(8分音符フレーズを鳴らした場合、すべて同じサンプル音が鳴り続けるということです。)
『MODO BASS』はフィジカル・モデリングなので、人が弾いているようなニュアンスが演出できるように設計されており、1つの音を鳴らしても毎回違う音が鳴るようになっています。
特にスラップ音源なんかはすごいですね。独特のノイズ感というかゴーストノートがリアルです。
画面を見てもらうとわかるのですが、ビジュアル的にもわかりやすく、操作性も簡単です。
容量も182MBなので動作も軽いです。(メガバイトです!)
音源を変更しても瞬時に切り替わるので、ストレスが小さいと思います。
『Trilian』と比較すると少し高価ですが、選択肢としては全然ありだと思います。
製品の詳細、価格等はこちらを参考にしてください。
IK Multimedia MODO BASS
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ベース音源については『Trilian』と『MODO BASS』の2強だと思います。
なので、あえて2つしか紹介しませんでした。
ベース音源に迷っている方はこの2つから選ぶと良いと思います。
個人的には、ジャズのような楽曲を制作するのであればウッドベースが使用できる『Trilian』。
リアルなスラップ音を鳴らしたいという方には『MODO BASS』がおすすめです。
あとはパソコンのスペックや制作環境、 価格等を考慮してください。
参考になれば幸いです。
では!