インターフェイス・機材関連

DTM(楽曲制作)に必要な機材を紹介【DTM】



「よくわかんないけどDTMに興味ある…。」

「楽器は弾けるけど、DTMってどうやるんだろ…。」

っていう方は多いんじゃないかと思います。


今回はDTMを始めたいと思っている方に向けて必要な機材を紹介したいと思います。 楽器を宅録したいという方も基本的には同じなので参考にしてください。


では、いきましょう。


パソコン

 



第一にパソコンは必須です。
持っていない人は購入してください。これがないと始まりません。

基本的にはノートパソコンでもデスクトップパソコンでもどちらでも構いません。

ただ、DTMにはある程度のパソコンのスペックが必要なので、デスクトップパソコンのほうがいいと思います。ノートパソコンでスペックを求めると、高価になることが多いからです。

パソコンのスペックが低いと、フリーズする、電源が落ちる、音が遅れるといったことが頻繁に起こります。DTMはパソコンに結構な負荷がかかるからですね。

以下に最低限必要なパソコンのスペックを大まかに記載しておきます。
(あくまで最低限なので、これ以上あればなお良いです。)

宅録、簡易な音楽制作の場合
 CPU:Core i 3
   メモリ:4GB
 ストレージ:SSD 128GB、他HHD

本格的な音楽制作
 CPU:Core i 5 
 メモリ:8GB
 ストレージ:SSD 256GB、他HHD

DAWソフト(作曲ソフト)

 



DTMはパソコン上で、楽曲制作を行います。
この楽曲制作を行うのに必要なソフトがDAWソフトです。

音の打ち込み、楽器の演奏・録音、エフェクト、マスタリングなどの楽曲制作のすべてができるようになっています。
DTMをするのに必要不可欠なので、必ず購入してください。


無料のDAWソフトもありますが、しっかりやりたいのであれば、有料のDAWソフトを購入した方がいいです。
操作性や機能が全くもって異なるからです。


DAWソフトには、様々な種類があるので制作環境によって選んでください。
以下に代表的なDAWソフトを記載しておきます。

・Cubase(国内シェアNo.1)
・Protools(完全プロ向け)
・Studio One(これも超人気)
・Logic Pro(Mac専用)
・SONAR(2017年に生産終了)

オーディオインターフェイス

 



オーディオインターフェイスです。
初心者の方は聞きなれない言葉だと思います。

DTMでは、楽器を録音することがよくあります。
その際に楽器とパソコンを繋げる役割をするのがオーディオインターフェイスです。
楽器の音をパソコン上で鳴らしたり、出力させたりする機材ですね。

こちらもかなりいろいろな種類のものがあり、処理速度、インプット数、音質などが異なります。
値段は1万~20万前後までピンキリです。初めての方は2万程度のものがあれば十分だと思います。


ちなみに、楽器の演奏・録音を一切、行わずに楽曲制作を行う方には必須の機材ではありません。


モニタースピーカー&ヘッドフォン



DAWソフト上で打ち込んだ音を聴くための機材ですね。
パソコン上のスピーカーでもいいのですが、要はショボい音になってしまうということです。
楽曲制作では、エフェクトをかけたり、マスタリングを行う際にある程度の音質や空間的な広がりを考慮する必要があります。

モニタースピーカーやヘッドフォンでないと、上記の状況をなかなか把握しにくいというのがあります。
すべての音域をバランスよく出力できるように、モニタースピーカーやヘッドフォンを使用します。


また、マンションやアパートの方は、騒音対策として購入しておくと便利です。
夜間でも楽曲制作を行えますしね。


ソフトウェア音源

 



ソフトウェア音源です。これもあった方が良いです。
世の中のDTMerは、これの購入のためにお金を使用することになります….。
ギターでいうとエフェクターみたいなものですね。


DTMでは、DAWソフトに音を打ち込んでいくわけですが、
そのピアノ音、ドラム音、ベース音、ギター音が収録されているのがソフトウェア音源です。

大抵のDAWソフトには、もとから収録されているのでその音源でも問題ないです。
ただ、楽曲制作を進めていくと、その音質に満足できない、もっと生音に近い音を鳴らしたいと思うようになります。(必ずです…。DTMerの運命です…。)


本当に膨大な種類のソフトウェア音源があります。
初めから色んなものを購入しても使いこなせません。
必要だと思ったときに、その都度、購入していくと良いと思います。


MIDIキーボード

 



MIDIキーボードです。
DAWソフト上に音を打ち込むときに必要になります。

パソコンのキーボードでも打ち込めるので必須ではありません。
ただ、音には音程(ド・レ・ミ….)があるのでピアノがあると便利なんです。

MIDIキーボードの特定の音程の鍵盤を鳴らすと、DAWソフト上にその音が打ち込めるようになります。
また、MIDIキーボードにはフェダーやパッドなどが装備されているので、ソフトウェア音源の機能を最大限に使用することができます。

楽曲制作の効率化に非常に重要になってくる機材です。


まとめ


いかがでしたでしょうか。
結構いろいろな機材があったかと思います。

ただ、すべての機材が必須というわけではありません。
優先順位でまとめると以下のようになります。

優先順位機材備考
必須パソコン・ノート、デスクトップのどちらでも良い
・スペックが重要
DAW(作曲)ソフト・楽曲制作全般を行う
・音の打ち込み、エフェクト、マスタリング
・楽器の演奏、録音
あったら良いものオーディオインターフェイス・楽器とパソコンを繋げる役割
・楽器の宅録には必須
モニタースピーカー
&ヘッドフォン
・楽曲制作の音を聴く
・エフェクト、マスタリングであると良い
・夜間でも作業を行える
ソフトウェア音源・ピアノ、ドラム、ベース、ギター音源
・よりリアルなサウンドに近づける
・DTMerなら必ず欲しくなる
MIDIキーボード・楽曲制作の効率化
・ソフトウェア音源の機能を最大限に発揮



参考になれば幸いです。


では!




ABOUT ME
だっとさん
ピアノ、ギター、作曲をする音楽家。ポップス、ロック、アニソン、ボカロなどの楽曲分析、音楽理論、DTM、ギター機材関連の情報を発信! Youtubeでも動画配信しているので見てね!