ギター

初心者必見!ギターで覚えるべきスケールの一覧と優先度をまとめてみた!

今回は、ギターを演奏するにあたって覚えるべきスケールを紹介したいと思います。

「スケールっていろいろありすぎて覚える気にならない..。」

と言うふうに挫折した方は多いかと思います。しかし、実際に使用するスケールはごくごく限られています。今回は、ギターで覚えるべきスケールを優先度順に紹介したいとおもいます。

では、いきましょう!

覚えるべきスケール(優先度:高)


必ず覚えておきたいスケールを紹介します。これらのスケールは、ロック、ポップス、ジャズなどあらゆるジャンルで使用されます。これらのスケールを使いこなせることができれば、困ることは基本的にありません。

ペンタトニックスケール

メジャーペンタトニックスケール

マイナーペンタトニックスケール


ギターの基本スケールです。このスケールを弾くことがギターらしさであると言っても過言ではありません。ギターは楽器の構造上、このスケールが弾きやすい構造をしています。どんなジャンルでも使用されるため、まずはこれを覚えましょう。


メジャーとマイナーがあるので両方とも覚えたほうが良いです。メジャーペンタトニックスケール+♭5th、マイナーペンタトニックスケール+♭3thを付け足すことによってブルージー、おしゃれな雰囲気が演出でき、使用場面はまだまだ増えます。

ペンタトニックスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ペンタトニックスケールを使いこなす【音楽理論】


※平行調の関係からマイナーペンタトニックスケールのみを覚えてもよいですが、 フレーズ自体がワンパターンになりがちなのであまりおすすめしません。

メジャースケール


メジャースケールは全ての音楽の基本となるスケールです。これを弾けるようになることで、他のスケールに応用することが出来ます。ポップスではこのスケールが中心に使用されており、ひとまずこれを覚えておけば問題ないです。


※メジャースケールを覚えることは以下の7つのスケールを習得することに繋がります。これはチャーチモード(教会旋法)と呼ばれ、全てメジャースケール構成音と共通する音でできたスケールです。

・メジャースケール
・ドリアンスケール
・フリジアンスケール
・リディアンスケール
・ミクソリディアンスケール
・ナチュラルマイナースケール
・ロクリアンスケール

ナチュラルマイナースケール


メジャースケールの次は、マイナースケールも覚えましょう。ロック、ハードロックなどは基本的にマイナー系の曲が多く、メジャースケールよりもナチュラルマイナースケールの方が使用頻度が高いです。フレーズ自体もナチュラマイナースケールを主軸としたものが多いです。


このスケールは平行調のメジャースケールと共通しているため、メジャースケールを弾ければこのスケールも弾けることになります。上記で説明したチャーチモードの6番目のスケールとも考えられます。

マイナースケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
マイナースケールを使いこなす【音楽理論】

覚えておきたいスケール(優先度:中)


ここから先のスケールは、ジャズやフュージョンといったジャンルの音楽をやりたい人向けです。浮遊感のある独特のフレーズを弾くことができます。この辺になってくるとドミナントセブンス(◯7)系のスケール を意識する必要が出てきます。

オルタードスケール


ドミナントセブンス(◯7)系のスケールです。それらの中でもオルタードスケールは、最もドミナント独特の不安定感を感じさせるスケールです。ジャズではかなり積極的に使用されるスケールであり、これをうまく使用することがジャズギターを習得するうえで重要になってきます。


ただ、逆に言ってしまえば、このスケールを使用することで簡単にジャズの雰囲気を出すことが出来るということです。弾いてみるとわかるのですが、それっぽいニュアンスが簡単に出ます。スケール構成音の♭9thを意識しながら弾くことがコツです。


オルタードスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドミナントセブンス(〇7)とスケールの選択【音楽理論】

ミクソリディアンスケール


ミクソリディアンスケールもドミナントセブンス系のスケールで、オルタードスケールの次に使用頻度が高いです。オルタードスケールと比べると癖がなく、良くも悪くも無難な響きがするスケールです。


ミクソリディアンスケールは、メジャースケールの5番目の音から始まるスケールです。メジャースケールと関連づけて覚えましょう。メジャースケールと♭7thの部分しか違わないため、この音を強く意識するのが演奏のコツです。


ミクソリディアンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドミナントセブンス(〇7)とスケールの選択【音楽理論】

リディアンスケール


メジャー系のスケールの中でもメジャースケールの次によく使用されるのが、このリディアンスケールです。独特の浮遊感、煌びやかさがあり、フュージョンなどで使用されることが多いです。


リディアンスケールはメジャースケールの4番目から始めたスケールです。♯4thの音を意識して弾くことがかなり重要になってきます。


リディアンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
リディアンスケールを使いこなす【音楽理論】

ドリアンスケール


ジャズで使用されるマイナー系スケールといえば、ドリアンスケールです。ジャズマイナースケールとも呼ばれるぐらいよく親しまれています。


メジャースケールの2番目から始めたスケールです。ドリアンの雰囲気を出すには、6thの音を上手く使うことがポイントです。ロックでは、マイナーペンタトニックスケールに6thの音を足して使用されることがよくあります。このアプロ―チはポール・ギルバートでよく見られます。


ドリアンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドリアンスケールを使いこなす【音楽理論】

ハーモニックマイナースケール


マイナー系スケールの中で、かなり癖があるのがこのハーモニックマイナースケールです。かの有名なギタリストであるイングウェイ・マルムスティーンが多用することで有名です。楽曲のどの部分に使用しても非常に存在感のあるスケールです。


ナーモニックマイナースケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
マイナースケールを使いこなす【音楽理論】
ハーモニックマイナーP5th↓スケールを使いこなす【音楽理論】


メロディックマイナースケール


これもジャズでよく使用されるマイナー系スケールです。ややこしく思われがちですが、メジャースケールの3rdの音を半音下げるだけです。ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、ナチュラルマイナースケールの3つは、マイナー系スケールの3大スケールなので合わせて覚えておくといいかと思います。


メロディックマイナースケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
マイナースケールを使いこなす【音楽理論】

高度なスケール(優先度:低)

これらのスケールは少し癖のあるスケールが多く、使いこなすのが難しいです。また飛び道具的に使用することも多いスケールです。他のスケールでも十分、代用が効くので覚えられるのであれば覚えましょう。

コンビネーションディミニッシュスケール

ドミナントセブンス系(〇7)スケールです。スケール構成音が『半・全・半・全・・・』と規則的に並んでおり、視覚的にわかりやすいスケールです。ギターだとタッピング奏法などと相性が良いスケールです。


コンビネーションディミニッシュスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドミナントセブンス(〇7)とスケールの選択【音楽理論】

ホールトーンスケール

これもドミナントセブンス系スケールです。これもスケール構成音が『全・全・全・全・・・』と規則的に並んでいるスケールです。すべて全音の間隔なので弾くのが難しいです。


ホールトーンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドミナントセブンス(〇7)とスケールの選択【音楽理論】

リディアン7thスケール


リディアン7thスケールもドミナントセブンス系スケールです。 リディアンスケールの7thを半音下げたスケールです。これはオルタードスケールの代わりによく使用されるスケールです。特には、ドミナントセブンスの代理コード(Ⅱ♭7)の際に使用されます。


リディアン7thスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ドミナントセブンス(〇7)とスケールの選択【音楽理論】

フリジアンスケール


マイナー系スケールです。スケール構成音である♭2ndの音がすごく暗い響きを演出しています。これもメジャースケールの3番目の音から始めたスケールで、メジャースケールと関連付けて覚えることができますが、使用頻度はかなり低いです。


フリジアンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
フリジアンスケールを使いこなす【音楽理論】

ロクリアンスケール


これもマイナー系スケールです。Ⅶm7(♭5)で使用するスケールです。かなり癖のあるスケールです。メジャースケールの7番目の音から始めたスケールですが、そもそもⅦm7(♭5)を使用する機会があまりないので、使用頻度はかなり低いです。


ロクリアンアンスケールについてはこちらの記事も参考になるかと思います。
ロクリアンスケールを使いこなす【音楽理論】

まとめ


いかがでしたでしょうか。


世の中には色々なスケールがありますが、実際に演奏の中で使用するような実用的なスケールは限られています。まずはこれらから優先的に覚えるといいのではないでしょうか。


スケールの覚え方についてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
代表的なスケールの一覧と簡単な覚え方を紹介。【音楽理論】



では!

関連書籍などはこちら


1週間だけ猛練習! ギター・スケール運用法 (CD付)



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だっとさん
ピアノ、ギター、作曲をする音楽家。ポップス、ロック、アニソン、ボカロなどの楽曲分析、音楽理論、DTM、ギター機材関連の情報を発信! Youtubeでも動画配信しているので見てね!